中華製 6P3P(6L6系) 5球シングル 真空管アンプ 組み立て 2/3

〈内部配線〉


その①に引き続き、内部の配線です。
あまり取り回しもキレイではないのですが…

その前に色々トラブルがありました。

ます、スピーカー出力端子の本締めをしていた時のことです。
そんなに強く閉めてないのに、ポキッと折れました…
仕方ないので、適当な端子をつけておきました。後日交換する予定です。f:id:kenchanhobby:20160605103521j:imagef:id:kenchanhobby:20160605104011j:image

さらにさらに、22μF 450Vのコンデンサの足を曲げている時のことです。
またもや、ポキッと折れました…
二度とあることは、三度ある?
折れはしなかったのですが、抵抗を間違えました。
付属している抵抗は恐らく、誤差1%の抵抗なのでしょう。
カラーコードが5本です。
さらに間違えやすいのが、510Ωと51Ωを直列にするのです。
最初に確認しておいたのですが、手に取るときに間違えたようです。
f:id:kenchanhobby:20160605104043j:imagef:id:kenchanhobby:20160605104155j:image
これなら頑張れば半田付けでなんとかならないことのありませんが、約300Vもかかるコンデンサです。あまりにも足が短いので念のためストック品に交換しました。

抵抗もいじっているうちに折れても嫌なので交換です。
抵抗はストックがなかったので、買ってきました。
安いのと、カラーコードが見やすいので誤差5%の1/2Wを買ってきました。

今日は仕事なのでこのくらいで終わりにしましたが、完成度95%くらいです。

あとは、間違えた抵抗を取り付けて、

念入りに回路図、配線図とにらめっこして誤配線がないかゴミが無いか、確実に確認をします。
↑これかなり重要です。

問題なければ、まず球を挿さずに電源投入です。
爆発してもいいように心構えをして電源をオンにしましょうwww 

この時どうしても怖ければスイッチ付タップなどで少し離れたところからオンにしてみてはどうでしょうか。

オンにして、火花や煙が出たり、ヒューズが飛ばなければ、電圧の確認です。

回路図に電圧が書いてありますので、参考にしてB電圧とヒーター電圧を確認します。
問題なければ電源を切ります。
異常があれば、一から確認します。どこかに問題があるはずです。

※B電圧は300Vにもなりますので、感電には充分注意しておこなってください。
感電しないよう、ゴム手袋をはめてみるのもいいかもしれませんが、手先がうまく動かないかもしれませんので、とにかく気を付けてください。
また、電源を切ってもコンデンサには300Vが残っていますので絶対に触れないようにしてください。

内部配線をいじるときは、コンデンサの±に適当な抵抗をあてて放電させて、テスターで電圧を測ってからにしましょう。
放電させるとき、抵抗をつかわないとかなりいい勢いで、バチッ!っと火花が飛び焦げます。

電圧に問題がなければ、外部入力につなぎ、ボリュームを最小にして、スピーカーを繋ぎ、間違えずに球を入れて電源をオンにしてみます。
※無負荷での電源投入禁止と中国語で書いてありました。

どうでしょうか。
ヒーターがオレンジ色に光っているでしょうか。
煙は出ていないでしょうか。
異臭はしてないでしょうか。
大丈夫そうならボリュームを少しづつあげてみましょう。

無事に鳴り問題がなければ、完成です!

と、ここまで書いたくせにまだ、完成してないと言う…笑
続きを今夜仕事から帰ってきたらやります。

現在はこんな感じです。
f:id:kenchanhobby:20160605110529j:image